歴史ミステリー小説「東毛奇談」

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このサイトは、「物語を物語る」の「消えた二十二巻」が書いた歴史ミステリー小説を載せたものです。

メインのブログはhttp://pcscd431.blog103.fc2.com/となっております。そこでは、歴史や世相などについて書いています。

只今、手直しをしております。
それに所々、画像や写真を入れています。
順次行っていますので、一度読まれた方も、またどうぞ!
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歴史ミステリー小説「東毛奇談」の目次

歴史ミステリー小説「東毛奇談」 目次
第1章  天狗のこと
第2章  新田伝承のこと
第3章  家康改姓のこと
第4章  本能寺の変こと
第5章  仮名手本忠臣蔵のこと
第6章  徳川埋蔵金のこと
終章   内侍と世良田氏のこと




各章の始め、終わりの部分が過去の話(義貞の話など)になっております。あとは現代の話、時代が錯綜しておりますが、ご了承ください(ワードではフォントを変えていますので少しは見やすいんですが)

「続きを読む」には、主に、参考にした文献を記載しておきました。
それぞれの本、文献からは大いに参考になった点や引用させていただいた部分もあります。
理解をより深めたい方は、そちらの本も読んでみてください。

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歴史ミステリー小説「東毛奇談」第1章 1

第1章 天狗のこと

 
「御昇進 御昇進」
烏帽子、直垂姿の勅使が恭しく一礼し、声を張り上げて唱えた。
東風吹き渡るこの日、京の都は、厳然たる雰囲気に包まれた。
慶長八年(1603年)二月二日未の刻、京の伏見城において、徳川家康への将軍宣下の儀式が執り行われた。
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この日、朝廷の勅使らは、二百人ほどの行列を成して伏見城に現れた。予定通りの刻限に到着し、城内南殿にある対面所の中段に進んだ。それに引き続き、参議勧修寺光豊、大納言広橋兼勝は、上段第二の間の中程に左右に分かれて着座する。家康は、折烏帽子、香直垂の装束で、すでに上段中央に南面し鎮座していた。ほどなく儀式は始まろうとしていた。

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歴史ミステリー小説 東毛奇談第1章 2



平成14年 10月。

(東に太田、館林、新田、尾島、……、中央部には前橋、渋川、て、西に高崎、藤岡……、群馬にはどれくらい市町村があるのだろうか)
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ふと真船千太の頭の中をよぎった。地元紙の新聞記者である真船は、記憶をたどって、確か十一市三十二町二十七村であったというのを思い出した。

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歴史ミステリー小説「東毛奇談」第1章 3

1333年5月に新田義貞は挙兵して、十数日で北条氏を攻め滅ぼした。そうだ、義貞軍が鎌倉に突入した場面は確か太平記の巻十に出てくる。それは太平記の前半の山場といってもいい。真船は記事にした内容を思い出してきた。真船がその情景を頭に描いているときに、老人はカバンから太平記の現代語訳を取り出して言った。
「原文ではわかりにくいであろう。訳語を読んであげよう」というと、詩吟でも謡うかのように朗々と読み始めた。
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稲村ガ崎干潟となる事

さて、極楽寺の切り通しへ向かった大館次郎宗氏が本間に討たれて、その軍勢は片瀬、腰越までひき退いたと知らせてきたから、新田義貞は勇士二万余騎を率いて,二十一日の夜半に片瀬、腰越を迂回して極楽寺坂へ赴かれた。
明け行く暁の月に敵陣を望まれると、北は切り通しまで山が高く路も険しいうえに、木戸を構え盾を垣のように並べ立てて、そこに数万の兵どもが陣を張って控えていた。南は稲村ガ崎で砂浜は狭いうえに、波打ち際まで逆茂木を厳重に引きめぐらし、沖四、五町のところに大船を並べて船上に櫓を作って横から矢を射かけようと待ち構えていた。
これではこの陣の寄せ手が何ともできずにひき逃いたのはもっともであると御覧になったから、義貞は馬から降りられ、兜を脱いで海上遥かを伏し拝み、竜神に向かって祈られた。

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消えた二十二巻

Author:消えた二十二巻
「物語を物語る」の消えた二十二巻が書いた歴史ミステリー小説です。
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